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Apple TV+で配信中の海外ドラマ「サイロ」
何気に視聴し始めたのですが、予想以上に面白い!
はまってしまいました。
未見の方向けにネタバレなしで、どんなドラマなのかまとめてみました。
あらすじ
有害物質が蔓延する荒廃した未来。何千人もの人間が地下深くに広がる巨大なサイロで暮らしている。保安官が基本的な規則を破り、住民だちが謎の死を遂げる中、機械工のジュリエットはサイロの驚くべき秘密と真実を解き明かしていく。
Apple TV+ 公式サイトより
サスペンス色が強いドラマ
最初から謎が多いドラマです。
なぜ人間がサイロで暮らしているのか
誰がサイロを作ったのか
なぜ地下なのか、全くわかりません。
確かなのは、サイロの外に出ると死ぬこと。
そして、全体を通して重厚な雰囲気。
シリアスな雰囲気と閉塞感をひしひしと感じます。
以下、オープニングの映像です。
スティーブン・キングも絶賛
SILO (Apple+): Mysterious and terrifically suspenseful. This is excellent science fiction with three-dimensional characters.
— Stephen King (@StephenKing) June 13, 2023
「サイロ、ミステリアスですごくサスペンスに満ちている。素晴らしいSFドラマだ」とホラー小説家スティーヴン・キングがつぶやいています。
サイロって何?
サイロは地下に建設された建造物で、約1万人住んでいます。
144階建てで、行き来はらせん状の階段のみ。
エレベーターはありません。
上階から下層階へ行くには1日では辿り着かない環境です。
登山並み。
背中に荷物を背負い運ぶポーターと呼ばれる人たちがいます。
すでに100年以上、人々はサイロ内で暮らしてきている状況です。
「外に出たい」はNGワード
「外に出たい」と言うイコール死です。
上記の言葉を言うと、法を犯したことになりサイロの外(地上)に追放です。
任務としてサイロ唯一の屋外カメラのレンズを拭く仕事が課せられますが、必須ではないです。
なぜなら有毒ガスのせいで数分で死に至るから。
その状況をカメラと通してカフェテリアで住民たちが見ているので、ほぼ公開処刑。
協定がある、徹底した管理社会
人口を増やし過ぎないようにするためなのか、子作りは年に一度の抽選制。
当選しない限り、女性は避妊用具の装着が義務です。
かなり昔に反乱があり、過去の資料や外の世界の物などは破壊されてしまった模様。
隠しカメラや盗聴で住民を監視しています。
小説が原作
2013年に出版されたヒュー・ハウイー著の小説が原作です。
「ウール」「シフト」「ダスト」のサイロ三部作。
「ウール」第一部をネットで公開したところ、大ヒットし続編を執筆することになったそうな。
続きの「シフト」は「ウール」の前日譚。
「ダスト」では再び「ウール」のストーリーに戻り、「シフト」の登場人物も加わり物語が進んでいきます。
今のところ、本は中古のみ。電子書籍もありません。
図書館にあるかもしれないです。
どこまでドラマ化されるのか楽しみです。
製作者は誰?
企画・製作総指揮はグレアム・ヨスト。
直近では「窓際のスパイ」の制作総指揮、
ものすごく昔(約30年前)に大ヒットしたキアヌ・リーヴス主演「スピード」の脚本を担当した人物です。
ちなみに、原作者ヒュー・ハウイーは「サイロ」のエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねています。
シーズン1の感想
正直、話の進みが遅いと感じたのか個人的に途中でだらけそうになったエピソードもありましたけど、全体ひっくるめて面白かったです。
父と娘の親子関係や、恋愛関係など人間ドラマとしても見ごたえありました。
とんでもない壮大な謎を突き付けられたクリフハンガーで終わったシーズン1。
きっとシーズン1は序章程度なんだろうなぁと感じています。
次シーズンが楽しみすぎます!
まとめ
サイロ自体の謎と人々に課せられている協定の謎など、次々に謎が出てくるミステリーでもあり、殺人事件らしき事もあり、
キャラクターの過去もちらほら出てきたり、めちゃくちゃ続きが気になるストーリー展開です。
まさしく文字通り、目が離せないドラマです。
ミステリー、サスペンス好き、ディストピアドラマ好きにおすすめです。
すでにシーズン2の撮影が終了し、さらにシーズン3、4と続くようです。主演のレベッカ・ファーガソン曰く、3と4は同時進行で撮影されるとか。
【おまけ】原作「ウール」を読んだ感想
原作の小説「ウール」を読み始めました。
上巻がちょうどドラマのシーズン1のストーリーでした。
小説と実写の違いが所々あるけど、原作から大きく逸脱する部分はなく上手く実写化されてるなと感じました。
大まかな話の流れは同じですけど、登場するキャラクターの重要度や頻度にかなり違いがあります。
匂いなどサイロ内の描写が細かく描かれているので、よりサイロ内の雰囲気が理解できます。
今後のストーリーもハラハラドキドキな出来事が盛りだくさんなので、ドラマでどこまで再現されるのか楽しみです。