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今後10年の間にアメリカでは、内戦が起こるだろうと考える人が40%以上いるそうです。
↓参考
そのような状況の中、2024年4月に公開されたアレックス・ガーランド監督の最新作「Civil War」(シビル・ウォー)について興味を持ち、調べてみました。
なぜアメリカで内戦が起こる可能性があるのか疑問に思う方はこちらの記事どうぞ↓
あらすじ
物語は近未来の内戦状態のアメリカを舞台にしています。
3期目を迎える大統領率いるアメリカ政府と独立を目指す州との衝突が激化。
大統領にインタビューするためにNYからワシントンDCへ向かう4人の戦場カメラマンとジャーナリストたちのロードムービー的なストーリーが展開されます。
緑 Western Forces
青 Loyalist States
赤 Florida Alliance
黄 New People’s Army
上記のように色ごとで分裂してしまったアメリカ国内。
Western ForcesはLoyalist Statesと戦闘しながらワシントンDCに向かっており、到着する7月4日(アメリカ独立記念日)までに大統領にインタビューすることが目的です。途中で彼らは様々な出来事に遭遇し、巻き込まれていくようです。内戦の始まりやその詳細は描かれず、観客の想像に委ねられています。
2024年は大統領選を控えており、アメリカ国内の情勢を考えるとかなり物議を醸しだしそうな映画みたいですね。
出演者
キルスティン・ダンスト(リー・スミス役)
ヴァグネル・モウラ(ジョエル役)
ケイリー・スピーニー(ジェシー役)
ジェシー・プレモンス (民兵役)
ニック・オファーマン (大統領役)
スティーヴン・ヘンダーソン (サミー役)
評判は?
映画の評判は良好です。
Rotten TomatosのTomatomaterは81%、Audience Scoreは72%。
Filmmarksにも感想・評価が寄せられています。
戦争の描写が緻密で、時には目を背けたくなるような場面もあるようです。
内戦が現実の可能性として語られる中、この映画はかなりの衝撃を与えるでしょう。
特にX(旧Twitter)では、ジェシー・プレモンスの出演シーンが話題になっています。
実は撮影直前になって民兵を演じる予定だった俳優が降板してしまい、キルスティン・ダンストが旦那(ジェシー・プレモンス)に頼んでみたら?と提案したのがきっかけで出演が決まったそうな。
あと、上映時間は2時間以内なので、集中して鑑賞できそうですね。
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」見た感想
10月4日(金)にさっそくIMAXで見てきた。
かなり怖かった。リアルさと恐怖感がすごかった。
突然の銃声や爆発に驚いたし、無数の遺体でてくるし。
リー役のキルスティン・ダンストの演技が素晴らしかった。本編始まって少ししてからリーの顔のクローズアップ場面があったのだけど、悲しさと虚しさ入り混じる無表情はゾッとするのと同時にずしんとくるものがあった。
それに反してケイリー・スピーニー演じるジェシーはリーに煙たがられる存在から徐々に変わっていく様子は若さならではの度胸のよさかなと思った。
道中に出会う人も、内戦なんて関わりたくないって人から残虐行為を繰り返す人までさまざま。どの人とも短い会話のやりとりばかりで踏み込んだ話はないけど、会話が意味わからなすぎてヤバかった。ジェシー・プレモンスは容赦なさすぎで怖かった。。。
最後のワシントンDCでの銃撃戦もかなりの激しさで、息つく暇もないくらいだった。
戦場カメラマンって銃を構えた兵士の真後ろにいるんだって当たり前のようだけど、よくよく考えたら恐怖で足すくむような状況だよな。
なぜ内戦状態になったのか、どれだけ経過してるのか、首謀者は誰なのかなど全体の状況説明ほとんどないまま進行していく。それが余計にリアルに感じる理由なのかもしれないなと思った。